How To  Best  BBQ 

上手なバーベキューを行うために

1:そのまえに

バーベキューによる食中毒を防止する為にも、常に安全な食材調理管理にご注意願います。

BBQ準備|ガスバーベキューグリルG380JJP
 1、調理前の生鮮食品(肉類・魚貝類)は、食材ごとにボール等に分け、
バーベキューグリルの外側表面や他の食品に触れさせないで下さい。

 2、食材の下準備として、生肉類と野菜果実類とを同じまな板で切り分けないで下さい。

 3、生鮮食品(肉類・魚貝類)に触れた手・調理器具・クッキングテーブル
除菌用は食品洗剤を使用して洗ってください。

 4、調理終了後グリッドに付着した残留食材はブラシなどで取り除き綺麗にして下さい。

 5、調理済食品を生鮮食材と同じ食器に移さないでください。

 6、生鮮食材は新鮮なものをお選びください。

 7、冷凍食材は常温では無く、電子レンジまたは冷蔵庫で解凍し、
十分過熱調理をおこなってください。

 8、一度解凍した食材は再度解凍なさらないでください・

 9、厚みの有る大きい肉を料理する場合には、肉用温度計を使ってください。※

 10、料理の前にバーベキューグリルのフードカバーを締め、
250度以上の温度で最低5分~10分余熱して下さい。

※肉用温度計は食材をグリルから取り出して計ってください ※余熱作業時間は15分~20分です。

2:上手なバーベキュー

温度計2|ガスバーベキューグリルG380JP
 ◎食材をグリッドに載せる前に、高温設定でグリルを予熱してください。

 ◎グリッドへの食材の焦げ付きを防ぐ為にも、料理の前にグリッドに
食用油を軽く縫ってください。

 ◎様々な食材を均一に料理するには、同サイズにカットしてください。

 ◎料理中に食材が燃え出す事の無いように予め余分な脂身は落としてください。

 ◎常に高温での調理は避けてください

 ◎解凍されない冷凍肉を直接グリッドに載せないで下さい。
グリッドを傷める原因ともなります。

 ◎バーベキューの温度を維持する為にもフードカバーを閉じて調理してください。

 ◎料理の用途によって、以下の温度設定に調節してください。

設定 温度 用途
高温 250~300 最初の余熱準備の他、ステーキやカット肉の表面の
焼き入れに使用されます。
中温 150~250 直火焼きの最も多く使われる温度設定です。
ベーキングやロースト等にも向いています。
低温 100~150 保温の目的以外に、時間を掛けての燻製や、
ハーブや香辛料を用いた風味付けに向いています。
※上記はあくまでも基本的な目安です。

3:予熱について

予熱について|ガスバーベキューグリルG380JP
 バーベキューを始める前に、予熱は重要な作業です。
予熱はグリル内の殺菌と料理の用途に合わせた温度設定に導く為のものです。
またグリッド(金網)への食材の焦げ付き付着も少なくします。フードカバーを閉じて
取扱説明書に従い全バーナーに点火させてください。温度計を見ながら250℃を
越えたら火力調節をおこない275℃前後に、熱を5分から10分保持してください。
これで予熱は終了です。開始から15分程度の作業です。

 予熱終了後、バーベキュー料理を始める前に、もし前回使用した時の食材片が
グリッドに付着していたら炭となっていますのでブラシ等で削り落とし、グリッドに軽く
食用油を塗ってから開始してください。ロティセリー(回転串)を使用した丸焼きや
燻製をされる場合には 熱の作業は要りません。予熱の間は必ずフードカバーを
閉じて下さい。温度上昇を早め何よりもガス消費を節約します。

 予熱で注意をしていただきたいのは、
バーベキューグリルには自動温度調節機能が無い事です。
本体付属の温度計のみですので、予熱作業を終えるまでは決して
バーベキューグリルから離れないで温度調節に集中してください。

4:フードカバーについて

フードカバーについて|ガスバーベキューグリルG380JP

 バーベキューグリルにおけるフードカバーの役割は、
目的とする設定温度への時間を短縮し、ガス消費を抑えるばかりでは無く、
バーナーからの熱を食品全体に均一に回す事が可能です。
フードカバーを閉める事でいわゆるオーブンの役割もはたします。

 逆にフードカバーを開ければバーナーの熱が直接当たる部分を焼いて
全体に乾燥させます。 ハンバーガーやステーキ、魚、野菜料理など
短時間での料理では、初めにフードカバーを開けて 高温で表面を焼き、
その後フードカバーを閉めて中音で仕上ることにより、
食品内部の旨み水分や香りを閉じ込めたジューシーな料理に仕上げます。

 またロースドビーフやローストチキンのように長時間を必要とする大きな食品も同様です。
バーナーの放射熱が熱伝導の働きで食品全体に時間を掛けた低温熱が、
外側から内部に しみ込む事により、食材細胞の結合組織を緩め
骨離れの良い柔かな料理に仕上ます。

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